[今では珍しいマドラスブルゾン]
生地は三浦氏がインドまで足を運び直接柄行きを指示して製作した気合の入れよう。シャツ地なので軽く、春はもちろん夏の冷え対策にも使えます。ディティールはハリントンジャケットがベースとなっているので、襟元は1つボタンの小ぶりなドッグイヤー。ラグランスリーブに袖口は開きのあるカフス。ポケットはフラップを付けて、サイドアジャスターも装備しています。
今回は着用期間を長くしたい狙いが合ったので、裏を付けず一枚で。縫い代はパイピングで始末をしていますが、このあたりは非常に美しい縫製で細やかさが見て取れます。ファスナーはコの字留のWALDESジップをヴィンテージ感も含めてチョイスしております。
[現代的なシルエット]
シルエットに関しては細からず太からず。丈が短くなり過ぎないよう、いわゆるスイングトップよりは長め。雰囲気を壊さないようなギリギリの調節具合です。
春夏はボタンダウンやリネンシャツの上はもちろん、バスクやポロシャツ、Tシャツなど幅広いアイテムと合わせて着用が出来ます。
絶滅危惧種となっているマドラスチェックのブルゾン。サマーアイビーなスタイルには欠かせない逸品ではないでしょうか。色抜けも楽しみな生地なのでガシガシご着用くださいませ。
素材:綿100%
生産国:日本
着用サイズ:2
SOUTIENCOL(スティアンコル)
1992年、デザイナー三浦俊彦氏によって立ち上げられた日本のブランド。
デザイナーの三浦氏は60年代に一世を風靡したヴァンジャケットに入社。
IVYの礎とも言える石津健介氏の下でシャツのデザインを手がけ、現在もその時の拘りを持ち続け “古典ではない、本物のクラシックを” という信念のもと、『進化するトラディショナル』 というテーマを掲げる本格派。
流行りや売れ筋は関係なく、ベーシックで職人的なものづくりを続けるブランドです。
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