Queen of the roadシリーズ第4段!!
[WORKERSのワークパンツ]
ジャケットやボタンダウンシャツ、キレイなテーパードが効いたスッキリパンツなどトラッドなアイテムを多く生み出しているWORKERSですが、ブランド名の通りワークウェアは大得意分野です。
こちらのワークパンツ、使用した生地はタテ7 番・ヨコ16 番の糸で織られ表情は通常の13オンスデニムなのに実際は10オンス程度のライトデニムというWORKERSオリジナルの生地。股上が深くワークウェアと呼ぶに十分なゆとりを持ったシルエットのこちらはシンプルな見た目以上のこだわりが詰まっています。
[奥深いディティール]
このワークパンツ最大の特徴はボタンフライのボタンが付く部分「持ち出し」からボタンホールがあいた「ヒヨク」までのパーツが一つに繋がっている通称「ワンピースフライ」と呼ばれるディティールです。このワンピースフライはボタンフライを開けた際に一番ストレスの掛かるパーツの繋ぎ目を一つにし、ダメージを防ぐ為に考案されたもので、1877年アメリカでNeustaderの社名で特許も取られていた仕様です。このNeustaderの名で多くのディティール特許が取られていたためWORKESのデザイナーは自らアメリカまでNeustader社創業子のお孫さんにインタビューをしに行ったほど。
トップボタンは刻印入り、比翼はドーナツボタン、ポケット部分の補強はステッチカンヌキ、脇は見えないのにミミを使い二本針のチェーンミシンで倒し縫いで厚みを抑えた見た目も着心地も嬉しい仕上げになっております。
プレーンな見た目のワークパンツですが穿き応えはもちろん見応えもあるワークパンツはWORKERSならではのアイテムではないでしょうか。
素材:綿100%(10.5オンス・コットン100%・未防縮ねじれ防止無・キバタデニム)
生産国:日本
WORKERS(ワーカーズ)
WORKERS/ワーカーズは岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカーになります。デザイナーT氏の豊富な知識はディティール、縫製仕様、素材、商標やブランドの歴史にまで及び、その深い知識を活かし、パターンや縫製、糸、ミシンのアタッチメントなど細かい部分までこだわり、自分が理解を深めた日本の工場にてWORKERSの洋服は生産されます。古き良き部分を活かしつつ現代的解釈をユニークに注入するセンスとそれを実現する縫製技術やパターンなど各部門の高いクオリティは着る人をワクワク驚かせてくれる。 常にベーシックな服作りにも関わらず、そのクオリティや出来上がるまでのバックグラウンド含め、人の心を躍らせる数少ないブランド。