FCニットと名付けられたこちらのシリーズはニットを作る際に使用するフラットニッティングマシン(横編み機)、Tシャツやスウェットのようなカットソー生地を作る際に使用するサーキュラーニッティングマシン(丸編み機)、そのそれぞれの生地を合わせて作製するアイテムなので使用するマシーンのイニシャルFとCからモデル名が付けられました。
ハイゲージニットのような見た目にカットソーのようなラフに扱える製品を求め、編み機を使い分けることで実現しています。着心地は柔らかで、コットンですからウールのようなチクチク感がなくウールが苦手な方にもチャレンジして頂ける逸品に。昨今の日本の気候的にもコットンのタートルで十分体温調節が利くかと。
[カジュアルからドレスなスタイルまで対応可なタートルネック]
今シーズンはクルー、カーディガンと並びタートルネックも登場。
首回りにここだけ横編みで編んだ「成型パーツ」と呼ばれるものを取り付けています。丸編みが大きな編地を切って使うのに対し、横編みは「使う形に成型されて編み上がる」ので「成型パーツ」などと呼ばれます。ここをセーターらしい部品を使うだけでカットソーがいかにも「セーター然」とした雰囲気になります。ロック始末なしの首回りはゴロゴロせずに着心地が良い。袖口や、裾にはリブをなくし着やすさもさることながら価格も下げることができる。
所謂キレイ目な格好に似合うアイテムですが、あくまでコットンのカットソーなので、タートルネックながらカジュアルに着用できるのが嬉しいところ。カーディガンと合わせてアンサンブルでもお楽しみ頂けますし、インバーアランやカウチンセーターなどのインナーに迷うウールのお供におすすめ。