ブランドの製作するボタンダウンシャツ の中でもラフな印象のアイビーリーグですが、より着やすくアップデートを施しています。肩幅は0.5mm、胸囲は1cmそれにともないシェイプラインもゆるやかにパターンを引き直しています。着丈はタックアウトでもタックインでも使える少し短めの丈が特徴で、ボタンダウンながらフロントを開けて着用してもバランスが良いです。襟元は6cmのボタンダウンでフルロールと比べると少々コンパクト。この大きさはインナー使いしやすい襟元で、セーターやバスクシャツなどの下に合わせても馴染みがよく違和感がありません。ジャケットのお供はもちろんのこと、カジュアルなアイテムと好相性なボタンダウンシャツです。

 

定番のアイテムだけにデザインはシンプルにアイビールックに仕上げています。6cmのボタンダウンに樽型の胸ポケット、カフスの開きは袖まくりがしやすいように広めにとって、さらに背中のスプリットヨークにボックスプリーツと往年のディティールを落とし込んでいます。奇をてらったデザインはないですが、こういったシンプルなデザインは安心感があり、お手持ちのワードローブに溶け込んでくれる。まさに"普通"。でもそれで良いのです。

 

使用している素材はイタリアはCANCLINI社のヘリンボーン。そこに小さめのブロックチェック柄を乗せてありそうでない表情に仕上げています。ブラウン×ネイビー、レッド×ネイビーと合わせやすい色をチョイスしておりますので、スタイリングの幅も広いです。肌触りも滑らかでこれからの季節に重宝すること間違いありません。
 

 

SOUTIENCOL30周年ということで久々にアップデートされた定番モデルIVY LEAGUE。ボタンダウンシャツをお持ちでない方は是非ワードローブに加えてあげてください。1枚は持っておけば様々なコーディネートで活躍してくれますよ。

1992年、デザイナー三浦俊彦氏によって立ち上げられた日本のブランド。
デザイナーの三浦氏は60年代に一世を風靡したヴァンジャケットに入社。
IVYの礎とも言える石津健介氏の下でシャツのデザインを手がけ、現在もその時の拘りを持ち続け “古典ではない、本物のクラシックを” という信念のもと、『進化するトラディショナル』 というテーマを掲げる本格派。
流行りや売れ筋は関係なく、ベーシックで職人的なものづくりを続けるブランドです。