ジーンズはもともとゴールドラッシュ時に鉱山で働く際の作業服として考案されたアイテムです。
こちらのシャツはそんな時代に炭鉱作業員が着用するシャツを提供するなら、という着想から生まれた一着。COAL MINER =炭鉱作業員の名が付けられております。
生地はもちろんインディゴ染めのデニム生地。インディゴは殺虫効果があるとされ過酷な環境で働く労働者を守るために採用された染料ですが実際には殺虫効果はみられなかったようです。しかしデニムはその独特の経年変化から今なお世界中から愛される唯一無二の生地となっております。
こちらのデニム生地はシャトルを飛ばして織り上げる織機にて作成された10オンスのデニム生地。
ヴィンテージデニム同様、"ミミ"や"セルビッチ"と呼ばれる生地端の処理が見られるこちらの生地を贅沢に使用したCOAL MINER SHIRT 。タフで経年変化も楽しめるこれぞまさにワークシャツではないでしょうか。

Gジャンもワークウェアとして生まれたアイテムですがゴールドラッシュ時にはまだ存在しませんでした。
こちらのシャツは炭鉱作業員が着用するならという発想ですので、ジャケットではなくより着やすいシャツとなったのではと考察、そこへ動きやすさ可動域を生み出すアクションプリーツというディティールを加えタバコなを入れられるよう左右にパッチポケットを。これはまさにGジャンの2ndタイプに見られるディティールということでバックスタイルはサイドタック、使用するボタンはドーナツ型の"タックボタン"とシンプルながら重厚感もあるバランスで整えております。
FOBらしい丁寧なモノ作りとユニークな発想が組み合わさった"COAL MINER SHIRT"
シャツとしても羽織り物としてもお使いいただける便利なワークシャツとなっております。

岡山県の南端に位置する繊維の町、児島にて職人と一丸となって服づくりを行なうFOB FACTORY。
質の良い生地、確かな縫製。そこにある丁寧さと安心感。
それぞれの技術や生地の特性、そして着用する身体そのものやその生活を考えることで必然的に生まれるデザイン。FOBの服は流行り廃りではなく、いつ見てもベーシックでいつの時代でも着る事の出来る服が多い。使い捨てではなく、愛着を持って着て頂けるようなそんな服作りを目指しています。