WORKERSファン待望の新作。
[久々かつ新しい1stモデル]
WORKERSでは何度も手掛けている左胸のみにフラップポケットがついた左右非対称で短めの丈が印象的なワークジャケット通称"1st "。これまでシンチバックと呼ばれる背面のベルトが"無いタイプ"、"シンチバックのが針が無いタイプ"と様々な仕様で作成してくれました。
今回のモデルはこちらのシンチバックが針を貫通させる仕様の"針シンチ"モデルで待望の新登場となっております。
もちろん、シンチバックが針シンチになっただけでなくサイズ感はもちろん拘りのディティール満載でございます。
[WORKERSオリジナルの米綿100ブラックデニム]
こちらの生地はデザイナー自らアメリカに足を運び素材から選び抜いたブランドオリジナルの生地となります。
素材はメンフィスのファーマーまで伺い、選定したアプランド綿。繊維長で約27.8-28.6ミリ程度。同じ米綿でもスーピマ綿が36.2ミリ程度の超長綿と比較すればその長さの違いは明らかです。これを日本に輸入し、ビンテージジーンズに見られるムラ糸の形状をスキャンし糸形状を決めます。これもあまり強すぎないムラにコントロールしています。ブラックジーンズはタテ糸は硫化染、ヨコ糸は綿そのままの生成り色で織られています。タテ糸の染色方法も"チーズ染色"という糸を専用の機械に巻き付けチーズのような形状にすることから名付けられた方法で行っています。こちらは巻き付けた糸の外側、また巻き付けている機械の内側から交互に染料を循環させ糸の芯まで染める方法です。
これによりブラックジーンズならではの線落ちとは違う全体的にグレーに抜けていく経年変化を楽しむことができます。もちろん擦れる部分は白化していくのでセルビッジの当たりも出て参ります。
インディゴジーンズとは違った表情を持つブラックジーンズこちらもワードローブには必要なアイテムかと。
[レプリカではないデイザン]
WORKERSは何年代の"アレ"のようなレプリカ的DenimJacketは作成していません。こちらのアイテムはデザイナーさんの趣味趣向、想像力により生み出された新たな"1st"となっております。まず目を引くのは"1StarrDonuts"と呼ばれる小ぶりのドーナッツボタン。こちらはヴィンテージ 好きにはアクセントとなるディティールかと、こちらのボタンを使用しながら拘りの13.75ozのデニムを使用しているバランスがWORKERSの面白さです。補強リベットの山に小さな溝が出来るドット付きリベット、レプリカではないけれど細かなディティールへの配慮まさにWORKERSらしい1着ではないでしょうか。
[1STらしいシルエットに現代的な要素をプラス]
シルエットは1stをベースにボックスなシルエット。丈もコーディネートを考慮しオリジナルより少し長くしています。肩は若干ゆとりを持たせつつ落ちない程度に袖カマ幅はゆとりを持たせインナーにスウェットなどを着用しても過度な窮屈感なく着用できる設定。
デニムセットアップでアメカジテイスト強めのコーディネートからボタンダウンにネクタイを締めブレザー代わりにこちらのDenimJacketでキレイめアメカジスタイルなど幅広いスタイリングに活躍しる1着ですのでお持ちでない方も1stタイプお持ちの方も是非。
素材:綿100% 13.75oz Indigo Denim
生産国:日本
モデル(169cm 62kg)着用サイズ:38
SIZE |
肩幅 |
身幅 |
袖丈 |
着丈 |
36 |
44.5 |
50 |
59 |
60 |
38 |
46 |
54 |
59 |
61 |
40 |
47 |
56 |
60 |
62 |
42 |
48 |
60 |
61 |
63 |
WORKERS(ワーカーズ)
WORKERS/ワーカーズは岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカーになります。デザイナーT氏の豊富な知識はディティール、縫製仕様、素材、商標やブランドの歴史にまで及び、その深い知識を活かし、パターンや縫製、糸、ミシンのアタッチメントなど細かい部分までこだわり、自分が理解を深めた日本の工場にてWORKERSの洋服は生産されます。古き良き部分を活かしつつ現代的解釈をユニークに注入するセンスとそれを実現する縫製技術やパターンなど各部門の高いクオリティは着る人をワクワク驚かせてくれる。 常にベーシックな服作りにも関わらず、そのクオリティや出来上がるまでのバックグラウンド含め、人の心を躍らせる数少ないブランド。