[M-65またの名を"Fishtail"]
1960年代後半にアメリカ軍が採用した極寒の地で活動する際の着用を目的としたアウター"M-65"。
裾のバックスタイルが魚の尾に似た形状からFishtailと呼ばれ、実際は裾を内側に収納できる機能的なディティール。オリジナルは着脱式のフード&瓢箪型のキルティングライナーが備えられておりますが、WORKERSではより用途を明確にフードなしのバンドカラースタイル"Fishtail"オーバーコートとして作製しています。
(レインボーブリッジを封鎖出来ないと言った方が着用されていたのは、このM-65の前身モデル"M-51"です）
[異なる2種類の素材]
オリジナルはコットンとナイロン混合素材。
こちらを再現したコットン75％・ナイロン25%オックスフォード織の生地にてオリジナルを感じさせるOD(Olive)、都会的なBlackカラーを作製。
またオリジナルにはみられないコットン 100%高密度生地"ベンタイル"にてやや緑がかったgreyカラー"Wolf Grey"も作製してくれました。
[オリジナルを解体]
WOREKRSデザイナー舘野氏は古着コレクターとしても有名ですが、今回のPARKA, M-65 A.K.A. "Fishtail"に着手するにあたり、オリジナルM-65の古着を実際に解体し縫製からパターンを研究し尽くしパターンメイクはオリジナルに近づけ、フード、ライナーを廃止し、特徴的なフィッシュテールを始め凝ったフラップポケットも忠実に再現。ポケット内側にはオリジナルに使用されていた素材よりグレードを上げコットン フランネル生地で手触りはもちろん保温性も向上。見返し(内側)の処理はオリジナルとは違い生地に張りを出すため使用する芯が見えないように処理しています。
サイズ感は十分ゆとりのあるサイズS、さらに身幅をひろげ(身幅70cm相当)オーバーコートのゆとりを全体に感じるサイズM
どちらもWOREKRSらしいオリジナルの香りと都会的なスタイリッシュさを感じる気合のアウターとなっております。
素材:
表地：OD,Black 5オンス・コットン75％・ナイロン25%・オックスフォード
表地：Wolf Grey 6.5オンス・コットン100％・ベンタイル
袋布の中：起毛したコットンツイル（コットン100％）
生産国:日本
モデル(169cm 63kg)着用サイズ:S
| SIZE |
肩幅 |
身幅 |
袖丈 |
着丈 |
| S |
56 |
64 |
57 |
97 |
| M |
57 |
70 |
57 |
97 |
WORKERS(ワーカーズ)
WORKERS/ワーカーズは岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカーになります。デザイナーT氏の豊富な知識はディティール、縫製仕様、素材、商標やブランドの歴史にまで及び、その深い知識を活かし、パターンや縫製、糸、ミシンのアタッチメントなど細かい部分までこだわり、自分が理解を深めた日本の工場にてWORKERSの洋服は生産されます。古き良き部分を活かしつつ現代的解釈をユニークに注入するセンスとそれを実現する縫製技術やパターンなど各部門の高いクオリティは着る人をワクワク驚かせてくれる。 常にベーシックな服作りにも関わらず、そのクオリティや出来上がるまでのバックグラウンド含め、人の心を躍らせる数少ないブランド。
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