[大戦=柔軟性]
ヴィンテージオリジナルの大戦モデルは戦時中のイレギュラーな生産環境にて作られていたため様々な個体が見られます。このため一概に大戦="これ"と定義づけすることは難しく、むしろこの個体差をヴィンテージファンは楽しみ、これを表現する作り手は
大戦=曖昧=柔軟なディティール選択、と捉え各々が思う大戦を表現しております。
もちろんWORKERSデザイナー舘野氏も自身の趣味趣向とアイテムもバランスを絶妙に整えた"大戦モデル"を手がけてくれております。
ボタンも大戦モデルらしく、トップは月桂樹で中にS字のカンが入っているパーツを使用。その下は、以前、No.2デニム風で作ったWORKERSのロゴ入りを。バランスが合うように月桂樹ボタンも作成しているのはさすがWOREKRS。
サイドに見られるクインチ(倒しステッチ)と呼ばれる表ステッチは通常のモデルより長く9インチあったという説から生まれた造語。このステッチの長さも実際には様々あるようですがWOREKRSでは説にならった長さに。
フロントポケットの袋"スレーキ"も大戦時は様々な生地で代用し有名なものはフランネル生地ですがWORKERSでは"通年心地よく愛用すること"を考慮しヘリンボン生地にて作成。
拘り満載のてんこ盛り仕様のWORKERSの大戦を是非その手に。
[セカンドロット]
こちらのモデルは昨年12月にリリースされた801XHのセカンドロットになります。
生地を再生産した際に前回モデルにはセルヴィッチデニム"青耳"でしたが、こちらのセカンドロットは青糸が無い"白耳"。ロットの違いを楽しむ為の遊びなのか、糸忘れなのか。
こういったあやふやな余白が大戦にはピッタリだと個人的には思っております。
WOREKRSがつくる大戦モデル
このセカンドロットが最終かと思われますので前回逃されていた方は確実に。
素材:14.7オンス・米国産・コットン100% タテ7番・ヨコ6番・未防縮キバタデニム
生産国:日本
モデル(169cm 62kg)着用サイズ:30
SIZE |
ウエスト |
ワタリ |
股上 |
股下 |
裾幅 |
28 |
74 |
31 |
31.5 |
80 |
21.5 |
30 |
78 |
32 |
32 |
80 |
22 |
31 |
80 |
32.5 |
32 |
81 |
22.5 |
32 |
83 |
32.5 |
32 |
81 |
22.5 |
33 |
86 |
33 |
33 |
81 |
22.5 |
34 |
88 |
33.5 |
32 |
81 |
23 |
36 |
94 |
35 |
33 |
81 |
23.5 |
WORKERS(ワーカーズ)
WORKERS/ワーカーズは岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカーになります。デザイナーT氏の豊富な知識はディティール、縫製仕様、素材、商標やブランドの歴史にまで及び、その深い知識を活かし、パターンや縫製、糸、ミシンのアタッチメントなど細かい部分までこだわり、自分が理解を深めた日本の工場にてWORKERSの洋服は生産されます。古き良き部分を活かしつつ現代的解釈をユニークに注入するセンスとそれを実現する縫製技術やパターンなど各部門の高いクオリティは着る人をワクワク驚かせてくれる。 常にベーシックな服作りにも関わらず、そのクオリティや出来上がるまでのバックグラウンド含め、人の心を躍らせる数少ないブランド。