ブランドでは初のブランケットを裏地に使用したGジャンを作成。裏地のブランケットにはデニム王道ブランドではなくヴィンテージコレクターでもあるデザイナーの好みを優先し、自身が所有していた古着、OSHKOSHの裏地付きカバーオールから裏地の生地を採取し検査機関にて示されたデータからオリジナルではタテは細い綿糸が2本。ヨコにウールとレーヨンが混紡された糸となっており、この雰囲気を現在の素材から選ぶという基準で再生ウールを使用したウール70/ポリエステル25/そのほか5 という糸を選択。
デザイナーが地味系と呼ぶ落ち着いた配色もブランドらしさを感じる風合いがあります。
こちらをリーバイスでもリーでもなく、自身の考えるディテールバランスで作成したWORKERSの"Lot819"ただ裏地をつけたGジャンという説明だけでは足りなさすぎるこだわりを是非ご堪能ください。
[ディテール]
表面にあたるデニムはブランドオリジナルの"デザイナー自らアメリカへ綿選びに"という一から作成した13.75ozの米綿100%・インディゴデニム。こちらをヴィンテージラバーらしい51年代を思わせるスタイルに。
裏地のブランケットを表生地と張り合わせいっきに縫製するリーバイススタイルではなく、それぞれ縫製を終えてから縫い合わせるリースタイルで接続している部分もブランドの[洋服愛]が垣間見える点かと。
バックシンチは"針なし"。
このバランス感がまさにWOREKRSかと。
デザイナーが一度は作りたかったというブランケット付き
この一着、大変貴重かと。
素材
表地:13.75オンス・米綿100%・インディゴデニム
裏地:ウール63%/ポリエステル22%/コットン11%/アクリル2%/ナイロン2% ボーダーブランケット
生産国:日本
藤島(169cm63kg)着用サイズ:38
SIZE |
肩幅 |
身幅 |
袖丈 |
着丈 |
36 |
49 |
55 |
58 |
62 |
38 |
50 |
58 |
59 |
62 |
40 |
51 |
62 |
60 |
64 |
42 |
52 |
66 |
61 |
65 |
WORKERS(ワーカーズ)
WORKERS/ワーカーズは岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカーになります。デザイナーT氏の豊富な知識はディティール、縫製仕様、素材、商標やブランドの歴史にまで及び、その深い知識を活かし、パターンや縫製、糸、ミシンのアタッチメントなど細かい部分までこだわり、自分が理解を深めた日本の工場にてWORKERSの洋服は生産されます。古き良き部分を活かしつつ現代的解釈をユニークに注入するセンスとそれを実現する縫製技術やパターンなど各部門の高いクオリティは着る人をワクワク驚かせてくれる。 常にベーシックな服作りにも関わらず、そのクオリティや出来上がるまでのバックグラウンド含め、人の心を躍らせる数少ないブランド。